Music Box Of Winter(機材欲しいP)

  • 2013.06.23 18:21
  • Cat:UTAU
 もう随分と前に更新が停まっておりました。もうこのブログ忘れられてますね、ふふ。私も管理画面に行くのにID忘れていて一時はどうなるかと思いましたw

 さて、今回はボカロPとしてデビューし、その後色々あって活動復帰された機材欲しいPのアルバム「Music Box Of Winter」のレビューをしたいと思います。
 機材欲しいPの楽曲、データでのアルバムは以前DLさせて頂いていましたが、CD媒体でのこの方のアルバムは、今回初めて手にしました。これは書かねば!という謎の使命感の下に、久々の復活でございます。ちなみにこのアルバムはボカロではなくUTAUが使われていますが、同系列のものとして当ブログで紹介します。ご了承くださいませ。

1.Yurari Boshi
 
 心臓の鼓動にも似たキックから、ともすれば不安になりそうな不思議なコード進行がとても魅力的です。この音遣いで「あっ機材さんだ」と嬉しくなりました。ユフさんの歌声とオケの調和がとても美しいです(UTAUをちょっとかじったことがありますが、ユフさんはロボ声っぽさがありつつもすごく自然で、ニカ系の曲にはかなり合うなーと思います)。ふわふわと進む雰囲気から、サビでばっとドラムが前に出てくるところが個人的には耳がくすぐられる感じでとても好きです。

2.Reply

 歌詞もメロディーも、とっても可愛らしい曲です。爆発白(幸せ絶頂のリア充が目に浮かびますね)。
 ただ可愛いだけではなく、携帯が鳴る演出からのベースと、サビあたりで鳴るきらきらした音(風で鳴る鉄琴みたいな音)あたりがとても面白いです。聴いているととろけそうになります(ユフさんのブレスは卑怯)w

3.Chill-your bed

 初っ端からもうすごい曲です。本能のまま、性欲のまま、かと思えばそれを押しとどめようとするもの。歌詞の世界観がオケのぐわんぐわん回る感じから強く伝わってきます。聴いていると煽られているというか、うおぉ、と呻きそうになると言いますかw 
 しかもタイトルを訳すると「冷たいあなたのベッド」。歌詞といいタイトルといい、これは色々なドラマと感情が入り乱れている曲ではないでしょうか。本当にイントロからどストライクな曲です。おススメ

4.Point to Point

 ダウナーでシンプルなオケ、このかっこよさにしびれると同時に、アンニュイなユフさんの歌声がぐさぐさと刺さりますw 歌詞もひとつひとつが自分に突きつけられているようで、最後の「別にそれで良い。  けど。」の「けど。」でトドメを刺されますね。「別に良いけどそれでどうすんの?」と問いかけられているようで……w 歌っているユフさん自身も、本当は突破口を欲しているのかなあ、とか考えたり考えなかったり。

5.Yuki michi Step

 雪といえばユフさんですよね!(格好とか名前とか) あと個人的に歌詞だけを見ていたら今アニメ放送中の「進撃の巨人」のミカサ視点に見えてしまいましたw
 最初の雑踏を歩く演出からゆっくりふんわり音が入ってくるところが良いですね。メロがふんわりと静かに聴かせているかと思えば、そこからブレイクっぽい展開が入るのに意表を突かれましたw

6.Shampoo & rinse

 大人の雰囲気漂うオシャレな曲です。なんというか、白いシーツ敷いた綺麗なベッドが見えますw 「愛を」と歌うところ、「ずっとずっと……」と歌うところが個人的に好みです。
 何度も同じフレーズを重ねて繰り返すのって、サビを3回くらい連続されるとくどいなあと思うのですが、こうやってメロディーの途中で繰り返すところがあると、メリハリもあると思いますし、歌詞の主人公の気持ちの度合いとか感情がだんだん深まっていっている気がして好きです

7.End in the world and champagne

 タイトルや歌詞の感じからして、「Shampoo & rinse」とリンクしているのかな? と勝手に考察してみたり(Shampoo~ではワイン、End~ではシャンパン、どちらも雪が降ってるので)。こちらの曲は男性視点のように思います。
 メロディや進行は一貫(歌詞は1番も2番も同じ)していますが、1番以降からはユフさんの声も表に出て来てまた違った印象になります。夜中に音量を小さくして目を閉じて聴きたい一曲です(やってみると耳がとろけましたw)

8.Flower garden

 ピコピコ音源が楽しくて、歌詞がまた可愛い一曲ですw 聴いててニヤニヤするくらいに、ちょっと悶えるくらいに、可愛い恋をしているのが伝わってきます(初恋っぽい感じがまたたまらなく可愛い)。冷静になると叫びたくなりそうですがw、こんな気持ちになるもんだよなぁとw 
 
9.Deep sea

 夢か現か、二人してとろーんとしたひと時を過ごしているのでしょうか。ふわふわと実感のないような、ちょっと足のついていないようなそんな雰囲気が曲から漂ってきます。ドラムとパーカッションの一貫したループがこの曲の世界観をまとめていて、深海にいるような気にさせてくれます。是非何度も聴き返して深みにはまりましょうw

10.Like a Hotaru

 タイトルと歌詞がもう何とも言えないです。蛍の放つ光が儚さを感じさせてくれるように、人間は些細なきっかけで関係が崩れてしまうもので、とても儚いものです。
 オケと歌声にも侘しさ、寂しさが漂ってきていて、またぐっとさせられてしまいます。ドラムの拍子の不規則な感じが、動揺している気持ちを表しているように聴こえました

11.It runs after you.(But it missed.)

 こちらも切ない失恋の歌です。追いかけていた人の背中が見えなくなる、というくだりが卑怯なほど悲しい。それを静かにゆったりめのリズムで語られるとじんわりじんわり浸透してきますw この歌詞の主人公が同じような繰り返しをしないことを祈るばかりですね……


まとめ

 機材欲しいPの曲の特徴は、たゆたうようなふわりゆらりとした雰囲気とちょっとアンニュイなミクさんの歌声だと(個人的には)思っているのですが、それは活動再開された今でも、ボーカルがユフさんでも大きく変わるところはなくて。ご本人は違う、と言われれば違うのかもしれませんが、何もぶれることなく、機材さんそのままのアルバムだったと思います。今こうしてCD媒体でアルバムを手にすることが出来ただけでも感激していますし、この方の曲をまた聴けるようになって本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
 以前は好きで聴いていたんだけど……とまだ斜めに構えている方もいるでしょうが、その色眼鏡をとっぱらって、もう一度聴いてみるのもアリだと思います。
 ちなみにこのアルバム、オマケに2曲入っています。13曲、こころゆくまで機材ワールドに浸ることが出来るいい機会にもなるかと思いますので、初見の方にもおススメです!

 こちらがクロスフェードです↓


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