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まざる(k_zero+A)

 9月になると日が暮れるのが早くなってきますね、こんにちは。今回はボーマス16で頒布されたk_zero+Aさんの1stアルバム「まざる」を取り上げたいと思います。
 麺類子さんのふつくしい描き下ろしイラストのブックレット(歌詞カードです)付きでCD二枚組、それで頒布価格1000円だったんですよ奥さん! もっと払わせて下さい!!

 k_zero+Aさんはこのブログを立ちあげるきっかけとなったシングル「アシタディスク」以来です(とはいえ変拍子コンピや他のコンピにも参加されていらっしゃいます。+Oneとか魔導オーケストラとか)。
 私がレビューを書く原点に帰ってきました。「アシタディスク」で感じた、曲を聴き終った時の余韻や胸を打つ感動を思い返しつつレビューに参りたいと思います。
今回二枚組(全24曲)なので長いです;

【黒盤】



 まざるは白盤・黒盤とに曲が収録されていて、何処となく対比されている印象を受けます(アンシクロとアシタディスクが白黒分けてあるところとか、曲名の色とかで予想)。まずは黒から。


1.は黒へ

 ギターのインストであり、黒盤の始まり。優しい曲です。ギターのコードが気持ちよく、ソロはオサレで、身体を左右に揺らしたくなります。ひょっとしてこの絡み合うギターは白と黒を演出しているんだろうか、なんて思ってみたり。


2.アンシクロペディストの見た夢

 いきなり名曲がここに配置されていて驚きましたw 6月の試練曲の一つ。感想は以前のレビューにゆずるとして、今でもよく聴くのに全く飽きません。各パートがたまらなく好きで、ミクさんの主メロがまたたまらなく好きで、切なくてまたry全体で聴くとry。それくらい大好きです。
 この曲のベース進行を以前耳コピしようとしたのですが、イントロからミクの歌が入ってすぐのところで挫折してます← この曲を生で演奏出来たら気持ちよいでしょうねー。


3.ある夜の待ちぼうけ街

 ピアノ(ピアノは特に階段状にタラララララ♪となる所が好きです)と電子的なドラムの音が気持ちよい曲です。ボーカルはミク、コーラスにルカ。
 可愛らしい曲調なのに、曲の構成や歌詞から、誰かを待ってぐるぐる迷っているような印象を受けます。待ちぼうけの感じが伝わってきます。


4.ヲイツク カタプレキシー

 あらぶるピアノと尖ったギターがかっこいい曲です。聴いていてリズムがころころと変わるので変拍子ですねw これは強烈なパンチ食らいましたw アルバム収録の新曲です。
 あらぶりまくったメロからのサビの広がりは本当に美しいです。そしてサビからのピアノがまた最高です・・・・・・!! 一旦ゆっくりな音で静かになったかと思うと、ベースが乗ってきて(これがまた少し速め)、メロ、サビへ。一体何発のパンチを食らわせてくれるのかというほど
 構成がスタイリッシュで、ほんっとうにかっこいいです! この曲はかなりおすすめですw 終盤のギターソロとピアノソロのかけあいは脳汁出ますよw


5.メタテシスと拒絶の木

 ギターの音から始まります(響き方がニカのようで面白いです)。可愛らしい声なのに、何処となく泣き崩れそうなギリギリの線で歌っているようなミクの声が印象的です。
 ゆったりめのリズムでじわじわと感情を引き出してくれます。誰にでもある葛藤がこの曲にはあって、何だか切なくなります。でも慰めてもくれるような、自分を励ますようにも感じたり。


6.無口な空と足跡と

 透明感のあるたゆたうようなオケが心地良い一曲です。ギターの音色がふつくしい。激しい変化はなく、ほとんど同じ構成です。
 ボーカルはルカ。高めの可愛い声ですw
 サビでの音の広がりとルカの高音はヤバいですね。シューゲイザーのようなギターが炸裂してきます。ぞくぞくします。サヨナラ、という言葉は本当に不思議です。どうしてこんなに切なくなるんでしょうね・・・・・・;;


7.雲

 木琴のような音とバスドラムで始まるインスト(白盤にも収録されています)。なんていうジャンルに入るのでしょうか、途中のエレクトーンのようなソロが入ってきたりするのですが。
 終盤につれてだんだんスピードが増してきて、最初とは二倍以上の差が出ていますw 聴いているこっちが焦ってしまうような速さですw


8.頭の中のSzkieletor

 変拍子コンピにて収録されたものですが、イントロのピアノはニコニコ動画にうpされたものになっています。その違いだけでまた随分と雰囲気が違って聴こえるので、聴き比べて見ると良いかもしれませんw
 詳細レビューは変拍子コンピに譲りますが、アンシクロ~と同じくらい、管理人はこの曲が大好きですw ああ、全然客観的にレビューしてない← この曲のストリングス、弾いてみたいですね。本当に素敵です。
 ちなみに「ラララララ←これはレの音」という歌詞がCメロにありますが、←の一番隣の音はソですよね・・・・・・だから嘘なんでしょうか(三番目のラはレですね)? 移動ドで考えたらレなんてことは・・・・・・ない? ※管理人は○長調○短調とすぐに判断出来ません。戯言です


9.フィジカル・フィクション・プラネット

 打って変わってこちらはロック。ボーカルはルカ。
 ふれる×3とかずれる×3のところがぐっとくるので好きです。この曲もまた切なくてじーんときます。苦しくなるというか・・・・・・そう昔でもない自分のことを思い出してしまいましたw


10.デンセンソウは夜に居る

 面白いタイトルだなーと思って歌詞を見たら、信号機のことだと分かりました(しかも信号機の視点で歌詞が進んでていて面白いです)。イントロのピコピコする音(信号機がぴかぴかと光ったり消えたりする様子でしょうか)とベースが気持ちよいですよ。ボーカルはミク。
 オケは段々とテンションを上げてきます。AメロとBメロの音の数が違いますし、サビでの爆発力も同じくw Cメロの忙しさからピアノがじゃーん、と入り、がらっと空気が変わってきたかなと思ったらサビへ繋がる。ここが凄くかっこ良いです。


11.あくびの日々にひび割れを

 6月の試練曲の一つ。低音がすごく気持ちよい曲です。ダンスミュージックのようなオサレ曲。ボーカルはルカ。やはりこういった大人のムード溢れる曲にはルカが合いますね。
 オケとメロディーには倦怠感や葛藤といったものが感じられます(あくびの日々に~というタイトルもうまく表現されていると思います)。
 間奏で入ってくるギターソロがかっこいいです(ここ以外ではギターは使われていないです。すごく映えていると思います)。


12.黒い

 このアルバムの核となる曲の片割れです。それが何故かは白盤側の曲でレビューするとして。ボーカルはミク。
 ピアノの伴奏に甘く囁くようなミクの歌声。綺麗な曲です。エレクトロニカが好きな自分が同じくらい好きなのがピアノミクかもしれませんw 黒盤の最後の曲ということもあって、静かに優しくまとめています。



【白盤】



 では白盤のレビューです。黒盤と対比している部分ありますので、比べつつ聴くのも楽しいと思いますよ(どちらが先でも良いと思うのですがw)


1.黒は

 こちらは白は黒へと違ってピアノのみのインスト。黒い雲と同じメロディーです(実はもう一曲あるんですが・・・・・・w)


2.フレラレタク▲レタア

 ピコピコが凄く可愛いミク曲です。ヴイヴイいう音も気持ち良いです。他の曲の中でも物凄くポップな感じですね。
 ちなみにこの曲の投コメにて、けーぜろさんが複数いることが視聴者に分かりました(生放送で見た方は2人以上いることは分かっていたのですが)が、実際一体何人いるのやら・・・・・・w
 曲のタイトルからして失恋の歌でしょうか。でも曲調が明るい為か、深刻さはないような。ちょっぴり切ない思い出でしょうかw


3.つながるがーる

 こちらもピコピコしている可愛らしい曲です。何というか・・・・・・リア充の匂いがしますね!!← ボーカルはミクです。
 歌詞のテーマは遠距離恋愛でしょうか。でもちゃんと繋がっていることが分かります。主人公の幸せがこれでもかと詰まっている一曲です。
 間奏でギターやストリングスが入ってきて、そこから電話の呼び鈴→オケが着うたっぽい→元に戻る。ここの演出がにくいですね。最後も電話の切れる音が入っています。


4.ユキフル

 この曲は歌詞に「白」が入っています。白盤に収録されているのも納得ですねw ボーカルはミク。
 ぽろんぽろんと鳴るピアノで雪の降っている感じがよく出ています。ストリングスも曲の迫力を増していて好きです。でも歌詞はすごく寂しいですね。切ないです・・・・・・が、抑揚のとれた良い曲だなと思います。
 

5.境界線の向こうへ

 6月の試練曲のひとつ。ボカロジャズでボーカルはミク。アンシクロ~とこれを聴いて私はけーぜろさんにはまったので、この曲が収録されているのをクロスフェードで見てあらぶりましたww
 他の曲とジャンルが全く違うので、初めて聴く方は驚くかと思いますが、すごく良い曲です!
 管理人もジャズには詳しくありませんが、こう素人でもジャズだ! と感じる構成になっています。ウッドベースやドラム、ピアノの音はジャズだなあと思いますし、楽器それぞれのソロがあったりして全く飽きませんw 主メロも可愛いので是非聴いてほしい一曲ですw


6.アシタディスク

 このイントロのピアノの入りが、どぉんという低音と時計の針のような音が、すごく・・・・・・好きなんです・・・・・・。名曲なのにニコニコ動画では伸びてないんですよね。アシタディスク収録曲で、アンシクロ~とリンクしています。細かいことは以前のレビューで。今でも聴く度にレビュー始めた時と同じ感情が溢れそうになります。
 またけーぜろさんのブログでも「アシタディスク」の解説があるのでそちらも是非ご覧になって下さい。自分のレビューにリンクは貼ってあります。


7.雲

 黒盤と同じタイトルの曲です。が、曲の中身は違います。こちらは電子的な音遣いで、尖ったギターが入っています(それも切ったり貼ったり効果かかっていたりw)。同じタイトルでもここまで違った曲が出来るのは面白いですね。


8.Re:al1

 けーぜろさんのボカロ処女作です。ボーカルはミク。けーぜろさんを知らない方は、他の曲の中でもポップで聴きやすいのではないでしょうか。私もこの曲大好きです。本当に良い曲です。
 サビ前でじわじわ感情を引き出され、サビのちょっぴり切ないメロディーでぐっとくること間違いなし。独特なミクの声に初聴の時には驚きましたが、この揺らぐような声も曲に合っているなあと今では思っていますw


9.告、「

 」は歌詞の一部に含まれています。タイトル通り告白の部分が歌詞になっているということでしょうか。歌詞の最後で誰の告白か分かるようになっています。ボーカルはルカ。
ドラムの音がリアルで厚みがあってかっこいいです。AサビからBメロへの繋ぎから刻む音も増えてきてたまりませんw 高い声で歌うルカさんですが、泣きそうな声です。膝を抱えている姿が目に浮かびました。


10.別の世界で君は死んだ

 何だかRPBの壮大な世界を表しているようなオケが印象的です(管弦楽で構成されています)。ボーカルはミク。
 ピアノとクラリネットの追いかけっこのところが個人的に好きです。これが打ち込みとは思えないほどリアルです(何を使っていらっしゃるのでしょうか? 気になりますw)。
 曲名にぎょっとしましたが、歌詞に直接的な表現はありません(それでも意味深な歌詞が非常に気になりますが・・・・・・)。風を感じるような勢いのある素敵な曲です。


11.コレナンダコトバカナ

 管理人のお気に入りの曲です。変拍子、音の細かさ、ドラムのリズムが凄く気持ちいい!! ボーカルはミクさん。
 イントロは静かに始まるのですが、すぐに音が破裂するように広がります。ドラムがあらぶっていますが、裏ではギターやベースも鳴っていて音探しするのが楽しいですw
 歌詞では「これなんだ」と訊ねるような歌詞が繰り返されています。曲も疑問が疑問を呼んでいるかのような雰囲気を醸し出しています。
 Cメロでは打って変わって静まり、答えを見つけたかのようにまた動き出します。音の広がりヤバいです。脳汁出そうになる。何度聴いても飽きの来ない名曲です。


12.白い

 黒盤の「黒い雲」と対比するような曲名。そして同じメロディー。違うのはオケと歌詞、ボーカルがルカということです。
 ギター一本で構成されたオケに、優しくルカさんが歌いあげます。白い雲と黒い雲、両方聴く事でアルバムの名前である「まざる」の意味が分かるはずです。
 また黒盤の白は黒へ、を聴く事で、そのまざる感覚が深まってくること間違いなしですw


まとめ

 まざるという名前に相応しい選曲と配置だったと2枚通して聴いてみると良く分かりました。

 白は黒へ、黒は白へ、雲間、黒い雲、白い雲。これらがこの二枚のCDを繋げ、まさに混ざり合って構成されています。どちらか一方を聴く事も出来ますが、欠けて聴くのと両方をぐるぐると聴いていくのとでは、まったく違った物が見えてくるかと思います。
 CDケースの曲が書かれてあるところも、黒がつくところは黒で、白がつくところは白く印字されてあります(雲間の雲は黒、間は。「白い雲」の白いは、雲は黒。「黒い雲」の黒いは黒、雲はと対比されています)。

 また麺類子さんの描き下ろしブクレットも、白い雲と黒い雲のみイラストが繋がっています。白と黒と配色の具合が素晴らしいです。
 このブックレットには、黒盤も白盤も共通して同じボブヘアーの少女が出てきます。このブックレットもひとつの物語になっているのでしょうか。CDだけではなくイラストでも楽しめて、本当にこれをイベント価格で1000円だなんて勿体なさすぎますw

 曲調も色んなものがあり、けーぜろさんの引き出しの多さに驚きました(初見さんもきっと驚くはずです!)。本当に聴いていて飽きません。1stアルバムとしてこれ以上の者はないと思います。聴いて損なしです。買って良かった・・・・・・////


クロスフェードです↓


 
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