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アレルギー(107)

 大変お待たせ?しました。ボーマス16のものを放り出して以前のボーマス15で頒布された107さんのアルバム、アレルギーをレビューしていきたいと思います。

 107さんって誰? という方に簡単な説明をば。主にリンレンを使うボカロPさんで、一音一音にインパクトの深いロックを表現されるボカロPです。日刊にもランクインしたことのある方である一方、NNIといったインディーズ作品も発表されています。以前ご紹介したキョトンさんともNNIでのとある企画に参加されていますので要チェックです。

 今回のアルバムが発表される前に管理人は107さんの存在を知り、音遣いにハマってでもボマスいけないギギギ・・・・・・だったのですが、通販で購入することが出来ました。そのお値段8曲入りで300円・・・・・・えっ。
 この素敵かっこいい曲ばかりでこの値段で、ただホイホイ頂いてしまって良いのか・・・・・・っ!! そんなの申し訳ない!! ということでレビューしようと思っていたのですがこんな時期になってしまってもう何とお詫びしたら良いのやら。とにかくレビューいきます。よろしくお願いします。
1.醒めない街

 ボーカルはリン。イントロのドラムのダカダカダカ、とかギターのノイズ混じりの音が溜まりません。一定のリズムで刻まれるギターとベースに身体を揺らしてしまい(ベースのコード進行とか途中で微妙に変わっていてそれもまた良いです)、コード進行は物凄く心地良いです。メロや間奏などはそのリズムがずっと刻まれるのですが、サビや一部一部にはエッジの利いた違うものを入れてきて、思わず「おおっw」となってしまいます(Aメロの途中のギターは特にかっこいいと個人的に思ってます)


2.レントゲン

 この曲でおっと思ったのはストリングスがちょこっと入っている所ですね! メロでギターが泣くようにぽろんぽろんと鳴ったかと思うと、サビではストリングスも入って更に切なさがパワーアップしています。それとじわじわじわじわサビまでのボルテージを上げていって最後に爆発させる感じが凄く好きです。
 全体を通して効果掛けたリンの歌声も味が出ていて素敵です。曲名と歌詞にはドキっとします。ネタばれになってしまうので詳しくは書きませんが、この曲の渦巻く感情をうまく表現されています。


3.メマイ

 カタカナでメマイと書かれてあるのを見るだけで眩暈が起きそうに感じるのは私だけでしょうか(カタカナってちょっと無機質な尖った感じがするのでそう思うのかもしれませんが)。ボーカルはリン。
 歌が入る直前のイントロのギターと、メロの途中のギターがかっこいいです(ギター弾けないのでどういう弾き方なのか説明できないギギギ)。Aサビまで終わった後から展開がめまぐるしいです。明らかにAメロとBメロは展開が違っていてびっくりしましたw でも違和感なくBサビに繋がって、その後がまた圧巻です。
 リンが叫ぶように歌う所はバックでリンがその直前に歌ったメロディーを繰り返し、ギターがここぞと出てくる。ここは物凄く広がって聴こえます。というかこのあたりにメマイの表現を隠しているのかしら? とか勝手に想像しました。オケが動と静といったメリハリも利いていて、3分があっという間です。かっこよくて面白い曲です。


4.雨音

 管理人が107さんを初めて知るきっかけになった曲。曲のタイトルにマッチした音の置き方がツボりました。ぽつっぽつっと雨が降ってくるような、そんなギターとベース、ドラムは必聴です。Aメロの途中、ギターを一瞬「ぽろ~ん♪」と鳴らすところも、雨粒が落ちてきているみたいです。
 サビにはオルガン?も入ってきてますね。凄く綺麗です。Bメロはちょっと音を小さくして、また主旋律をちょこっと変えて、Aメロとの違いを出しています。Cメロはちょっとたゆたうようなムードが出ていて、そこも好きな所です。
 本当に綺麗な曲なのでおススメです。ニコニコにもPVつきでうpされていますし、UTAUでカバーした方もいらっしゃいますので気になる方はチェックを!
 

5.Execution

 疾走感パない曲です。ボーカルはリン。ドラムがこのCDの中で一番あらぶっているのは気のせいでしょうかw
 メロのギターも先を急かすかのように鳴っていて、聴く側が焦ってしまいそうです。この曲もメマイと同じように展開が目まぐるしい印象を受けます。Bサビが終わった後、更に疾走感が増していくんです。更に更に聴く側の背中を押すように、ボルテージアップ。パないです。


6.カラス

 ここでボーカルがリンレン二人の曲が入ります。イントロはエレクトロニカかな? と一瞬思ってしまうほど静かに始まります。ふわふわした音がすごく気持ちいいです(ドラムも始めが乾いた音なので、勘違いしたのかもしれません)。その後にギターとベースが入ってきて、「ああ、ロックなんだ」と分かりました。ロックというよりはポストロックに位置付けされるのでしょうか?
 リンとレンを使うことで、デュエットやハモリが美しい曲になっています。二人の声の高低がよく合っているなぁと思います(メロのオケも音の大きさが控えめになっていて、より二人のハモリが際立つようになっています)。そしてCメロ?あたりでイントロ始めと同じエレクトロニカのような要素が出てきて、神秘的なイメージに昇華していっています。もっと評価されるべき曲だと思います。


7.step

この曲も前曲と引き続き、ちょっとだけ雰囲気の違う可愛いオサレ曲になっています。ストリングスから始まり、ピアノやシンセといった楽器の音がメインに入ってきています。ギターやドラムはちょっとだけ後ろから聴こえてきます。ボーカルはリン。
 サビのリズムが個人的にお気に入り。Bサビ後の間奏もすごく綺麗です。そのままCメロに繋がっていくのですがまたそのCメロがオサレ。ロックなのにポップな感じが面白いなぁと思いますw


8.スピードに乗って

 まずブレスに惚れる一曲です。ボーカルはリン(しかも大人のリン!)。イケリンの叫びが炸裂するかっこいい曲です! ギターもベースもドラムもあらぶっていて、CD中で一番爆発力があります。歌詞カードもサビの部分が他とはフォントも大きくなっていて、凄く目を惹かれます。
 葛藤をこんな風に曲や歌詞で表現出来るのってすごいです。叫びたくても叫べないものとか、そういうものもリンが歌ってくれているような、そんな気がします。



まとめ

 全曲平均して3分ほどの曲ですが、その疾走感と曲の構成はとても面白く、すごくスタイリッシュです。刻まれるビートも心地よく、中でもベースはかなりかっこよいです。ヘッドフォンで聴くとそのかっこよさはすぐに分かるかと思います。低音が堪えず耳を揺らします。コード進行もかっこよいです(私には音が何の音か低すぎて把握しきれませんが・・・・・・orz)。
 また、一部でストリングスやピアノ、エレクトロニカ風の要素も取り入れられていて、単なるロックでは終わっていない所も要注目です。NNIではピアノをメインに使うという企画にも参加されていますし、様々なジャンルを取り入れていることが分かります。
 初めて聴く方はきっと驚くのではないでしょうか。そして、107さんが今後のVOCAROCKに何らかの変化をもたらす人にもなり得るのではないかなと勝手に想像してしまいますw 

 このクオリティで8曲入り300円は安すぎます。本当に素晴らしいです。

 アルバム収録曲はニコニコにもうpされていますので、興味のある方は是非是非聴いてみて下さい。おススメです!!


クロスフェードです



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